とても人気の高いお米として、最初にコシヒカリが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
コシヒカリは、日本でもっとも栽培されているお米の品種です。この記事では、コシヒカリの歴史・名前の由来・美味しい理由を知ることができます。ぜひ参考に読んでみてください。
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コシヒカリの特徴
コシヒカリは、国内でもっとも多く作られているお米です。北海道と沖縄以外の全国各地で栽培されています。圧倒的な知名度を誇る、まさに日本を代表するお米のブランドですね。
コシヒカリの特徴は、
- もっちりとした粘り気
- 強い甘みと旨味
- 炊き上がりの輝くようなつや
の3つです。しっかりとした弾力感もあり、噛めば噛むほどお米の甘みが口いっぱいに広がりますよ。そのまま食べても美味しいですし、濃い味付けの料理もよく合います。
お米の粘りと硬さは、2種類のでんぷんが含まれる比率で決まります。コシヒカリは「アミロース」「アミロペクチン」が絶妙なバランスを保っており、程よい硬さと粘りのあるごはん粒になっています。そのため、美味しく感じられるのですね。
コシヒカリ誕生の歴史
コシヒカリの歴史は、昭和19年(1944年)に始まります。第二次世界大戦が行われるなか、多くの田畑が焼き払われ、お米の収穫は今よりもずっと大変でした。
そんな日本の食糧不足もあり、
- 病気に強くてたくさん収穫できる
- 品質がよく美味しい
この2つの特徴をもつお米の開発がスタート。
新潟県の農業試験場で、収穫量が多く品質のよい「農林1号」と病気(※いもち病)に強い「農林2号」という品種の掛け合わせが行われます。
その後、福井県で育てられ、昭和31年(1956年)にコシヒカリが誕生しました!
ところが、誕生当初のコシヒカリは、味はとても良かったのですが、茎が長く倒れやすく、病気に弱かったため、とても栽培が難しかったそうです。
より美味しく・より育てやすい品種を目指し、改良が重ねてこれらの欠点の克服。現在では全国各地で生産されています。
※いもち病 稲の病気のひとつで収穫量や品質に大きく影響する
コシヒカリの名前の由来
コシヒカリを漢字で書くと、「越光」になります。
コシヒカリの「越(こし)」は昔、北陸地方にあった越国(こしのくに)のこと。コシヒカリの開発をした新潟県も、同じ漢字を使った「越後(えちご)地方」と呼ばれていました。
コシヒカリには、「越の国に光輝くお米に育ってほしい」という願いが込められています。
参考|東北農業研究センター
鳥取県で美味しいお米づくりをしています!
わたしたち田中農場は、鳥取県から全国に美味しいお米を届けようと頑張っています。
お米の産地といえば新潟県や福井県が有名ですが、鳥取県も知られざる米どころです。古くから美味しいお米が育てられています。
美味しいお米が育つ条件は、
- ミネラル豊富な水
- 寒暖差のある気候
- 水はけがよく肥沃な土
などがあります。鳥取県は中国山地から流れる良質な水と、自然豊かな土地に恵まれています。よい条件が揃っているのですね。
田中農場では、コシヒカリ・ひとめぼれ・プリンセスかおり(カレー米)などを栽培しています。
田中農場で育てているコシヒカリの特徴
田中農場のコシヒカリは、甘み・つや・食感のよさが特徴です。もちっとしていて、お米の香りと旨味が口に広がります。
鳥取県八頭町で開催された「八頭町うまい米」コンテストで、3年連続優勝となり米農家の中でトップになりました。みずみずしく、程よい粘りと歯ごたえが自慢のお米です。
作物の持っている力を活かし、土づくりからしっかりと取り組んでいます。化学肥料と農薬を削減して育てた特別栽培米ですので、安心して食べていただけますよ。
特別栽培米については「特別栽培米はなぜ美味しいの?普通のお米との違いを解説」にまとめています。良かったら読んでみてください。
おわりに
今回は、コシヒカリの特徴や歴史についてご紹介しました。もっちりとした粘りと、強い甘み・旨味が感じられる人気のお米です。
お米の品種や産地によって、風味も変わってきます。ぜひ、いろいろなお米の味わいを楽しんでくださいね。
特別栽培で育った田中農場こだわりのお米はこちら!
特別栽培米 こしひかり白米5kg
甘み、ツヤ、粘りの3拍子そろった特別栽培米こしひかり5kg。
田中農場のこしひかりは、もちっとしていて甘く、お米の味がしっかりと感じられるお米です。