田植え体験会レポート2024

2024年6月1日（土）、晴天の中田植え体験会を開催しました。当日の様子を写真で振り返りながらご紹介します。

イベント概要

この度の田中農場・田植え体験会は、鳥取県生活協同組合（生協）主催のイベントにご一緒させていただきました。八頭米ブランド化推進協会、八頭町、田中農場と、小さなお子様から大人まで沢山の方々と交流しながら田植え体験会を行いました。

お米作りについてのお話

イベントは田中農場の紹介から始まり、お米作りについてのミニ講演会を。

八頭町ではコウノトリ保護活動を行っており、今年も巣を作り、ひながふ化したとのニュースがありました。コウノトリが好む環境を作ることが重要で、私たちも農薬や化学肥料を極力使用しないよう努めています。この取り組みが八頭町の環境を守ることにつながります。

これから行う田植えの前に、お米はどうやってつくられるのか？資料をみながらのお話です。

そしていよいよ田植えです。苗はポット苗。ひとつひとつが個別の穴に入っています。ポット苗は、田植え後も定着しやすく成長がよいという特徴があります。

ポット苗についてもっと知りたい方は「ポット苗を活用した強い苗の育て方|マット苗との違いも紹介します」にまとめていますのでよければご覧くださいね。

いよいよ田んぼに入って田植えに挑戦です！長靴だと埋まって脱げてしまうことがあるので、皆さん裸足で入ります。

足首まですっぽり埋まってしまうので、移動するたびにヨイショ。と声がでます。ちなみに翌日は太ももの裏側が筋肉痛でした(;^ω^)

転ばないように気を付けながら一列ずつ植えていきます。

大阪からご参加いただいたご家族の皆さん✨体験会の後は田んぼで生き物探しをされていました！遠くからお越しいただき本当にありがとうございました！

終了後は、用水路に入って足を洗います。冷たくて気持ちいい！こんな経験も普段なかなか出来ないので皆さん楽しんでいらっしゃいました。

私たちの仕事は、作物を育てるというよりは、作物が心地よく過ごせる環境を整えることでもあります。最初にコウノトリのことを書きましたが、コウノトリだけではなく自然の環境を整えつつ、人といつまでも共存していけるような地域を作っていくのが大切ですね。そんなことを、皆さんと話したりしながらの田植え体験会でした。

次は秋の収穫体験です。こちらも楽しみです🌾

田中農場では、年間を通してイベントを開催しています。次はホップ収穫体験＆BBQ！ご興味ある方はぜひご参加ください。2024年の年間イベントスケジュールは農業体験イベント”田中農場DAYSをご覧ください。